大阪の北浜・南森町にある、古い蔵を改築した隠れ家ダイニングとイベントスペース

『恐怖のカタパン』  田口 朝美香

 新緑の季節、皆さんいかがお過ごしでしょうか?私は少し前に大阪の友達を連れて、実家がある愛知県へ遊びに行ったんですが、特に観光名所もないので大須観音へ行き、その近所にある超レトロなパン屋、バファローへ。(バッファローではなくバファロー)その店には「カタパン」といって、下手したら釘が打てるんじゃないかってぐらい堅いパン(パンと呼ぶのも疑問)が売っていて昔は知る人ぞ知る恐怖の食べ物でしたが、今回行ったら大須名物として堂々と売り出していました。時の流れは恐ろしいです。しかもそのパン屋のおっちゃんが友達の関西弁にやたら食いついてきてよく話し方を聞いたら何故かおっちゃんも関西弁。聞いてみたらなんと十三出身とのこと!愛知まで来たのに十三って‥。そのおっちゃんは昔は梅田でブイブイ言わせてたらしいんですが、悪い事しすぎて大阪おられんくなって逃げてきてパン屋はじめたんやーとか言ってニヤリ。通りでこのカタパンにはおっちゃんの悪意…いや、いたずら心があるわけですね‥。皆さんも愛知に行く際は、是非大須名物カタパンをどうぞ。噛み砕ければ、意外と癖になる味わいです。

『自動改札機と私』  田口 朝美香

 だいぶ暖かくなってきましたね!花粉症の方は辛い時期になりますが、春の陽気を少しでも感じて過ごして頂けたらなと思います。
 さて話はかわりますが、私はいつもお店への通勤は谷町線を使って、東梅田から南森町まで乗ってきているんですが、その東梅田の自動改札機の一つに、入れた切符が出るときにものすごい勢いで吹っ飛んで出てくるのがありまして。いつも吹っ飛んで下に落ちた切符を拾っていたのですが、ある日ふと、毎回負けてられないなと妙に闘争心が湧いてしまって…。その日から私と自動改札機の闘いは始まりました。毎回、今日こそは下に落ちる前にキャッチしてやる!と意気込むのですが、敵の勢いにいつも勝てず、落ちた切符を拾っては朝から敗北感いっぱいの日々。
 そんなある日の朝、いつものように闘いを挑んだら…。なんと、普通の大人しい改札機になってしまっていました。流石に駅員さんも毎回切符が吹っ飛んでるのを見たら直しますよね…。こうして闘いは自動改札機の勝ち逃げに終わりましたとさ。
あ、とてもしょうもない事ですね。すみません…。また吹っ飛ぶようになったらご報告するので、皆さんお店に来てくださる際は是非チャレンジしてみて下さいね。

『はじめまして』  田口 朝美香

 まだまだ寒い日が続いていますが、少しずつ春の息吹も感じられてほっこり嬉しくなる今日この頃。皆さまはいかがお過ごしでしょうか。
はじめまして、イオリのスタッフの田口と申します。鷲見さん、ひマワリさんから引き継ぎまして、文才はほぼ皆無ですが、このコーナーを担当することになりました。はじめてなので軽く自己紹介をしてみます。顔はペコちゃんとナマケモノ(猿みたいな動物)に似てると言われます。ナマケモノに似てるなんて失礼な…と思いましたが、実際調べてみたら確かに雰囲気が似ていて否定できず…。最近では妙に親近感さえ湧いております。特技は打楽器を叩く事で、淀川の土手でカホンという打楽器の朝練をしています。朝方バコバコ叩いている不審な人物を見かけたらそれは私なので、そっと見守ってあげて下さい。あと釣りが割と好きです。海釣りメインです。こんな私なのでオシャレなコラムには程遠くなるかもしれませんが…今後とも宜しくお願い致します!