2010/10/06
百鬼夜行〜庵〜10 鷲見 博史
みなさんこんにちは、超新星のスミです。
朝青龍の断髪式が十月三日にあるらしいです。もちろん行きませんが、どんな髪型になるのかは興味があるところです。関取のその後の髪型とは永遠のテーマだと思うんですが、あまりみなさんしっくりいかれてないみたいで、結局オールバックに逃げちゃう傾向が強いようです。貴乃花親方とかまだフワフワしてますよね髪型が、地に足ついてないといいますか。
あと髪型の問題については何も関取だけにはあらず、時代劇役者も然りです。加藤剛はやっぱりちょんまげなんですよ。大岡越前から加藤剛を見たので普通の髪型をみるとちょっと、ぷぷっとなってしまいます。役のイメージが強すぎて何を缶コーヒーなんてハイカラなもんのCM出てんねんと、あなたの時代はお茶でしょってなるんですよね。
あと、よくあるところでは野球選手もですかね、高校が坊主のところ多いですから、髪の毛伸ばしていいってなるとどうしていいか分からなくなります。かくいう私もそうでした。まず前髪をつくりたいんですよね、そしてだんだん伸びると髪の毛をワケルという夢を叶えることができるわけでございます。しかしなかには、そういう夢想を描かない野球人もいます。城島がそうです。知りませんけど。
話は関取に戻りますが、琴稲妻とかどうしてるんでしょう。現役のときから髪の毛がお寂しいことになってましたから。というわけで今月は神無月。
2010/09/06
百鬼夜行〜庵〜9 鷲見 博史
暑い日が続きますねぇ。子供の頃は37度なんて数字なかったですよ、最高でも36度とかそんなんだったと思うんですが、嘘ですが 。しかし30度もいけばうへぇと言ってたような気がします。
いよいよ日本も亜熱帯化というところでしょうか。
一人一人が温暖化防止のためにクーラーを極力使わないとか地産地消をこころがけるとか、なにか取り組んでいたりする昨今、そういう気概を一瞬でトロけさせてしまう酷暑についつい気持ちが折れそうになります。
でもこれぐらい異常になるともっと大きなところで動きをつくってもらわないと駄目なような気がせんでもないです。
話はかわり小沢健二のライヴに行きました。
10年振りぐらいですかね、お目にかかるのは。
全然変わりなかったです、歳とらないですね、とってるはずなんですけどね。フリッパーズギターのビデオクリップとか偶に見ますけどその頃から変わってないんで化け物の類いですね。良かったですよライヴ。『LIFE』を軸に有名な曲はほぼやってくれて青春が蘇りましたね。
『ラヴリー』と『愛し愛されて生きるのさ』を一部オリジナルの歌詞から違うものに変更して歌わされたのが意味不明でしたが。
会場でイオリのお客さんとバッタリやはりみんな小沢くんを聴いて育ったんですねぇ
何となくですけどこの酷暑でも小沢くんだけ暑くなさそう。汗かかなさそう。
2010/08/01
百鬼夜行〜庵〜 8 鷲見 博史
このコラムの第一回目に何を書いたかといえば、たしかイオリの生態系についてでした。黒猫のクロとお客さんが夜店でとってきて飼うことになった金魚についてで、猫=かわいいという公式を知ってか知らずかそれを遺憾なく発揮し、たちまち女性のお客さんに可愛がられたクロに対し、静かに鉢の中で誰にも知られず佇んでいる金魚が不憫で、クロに負けない、女性を虜にしてほしいという願いを込めて美木良介から名前をもらいミキという名前をつけたんですが、すぐに死んじゃいました。そこからクロの天下ですよ、このイオリに来たのが僕と同じぐらいの7年前の冬でほぼ同期なんですけど、まぁむかつきますし手も焼きますけど、いいやつですね。昔、お店で終わってからそのまま疲れて眠ってしまった時、寒い時期でなぜかあったかくて起きるとクロが僕の上に乗っててくれたり、つらいことがあって悲しんでる女の子のスタッフに擦り寄って励ましたりとか、たぶんクロを取り巻くみんながみんなそれぞれの思い出があると思います。もしよければそれを時々思い出してあげてください。
暑い暑い夏の夜、クロが亡くなりました。長いこと病気だったんですが、スタッフのマナティとヒトちゃんに溺愛の看病を受け、それに応えるようにクロも必死に生きてくれました。
クロ、おつかれさま。ありがとう。